取るならどっち?長期優良住宅とZEHの違い
2024.10.10
よく聞く「長期優良住宅」「ZEH住宅」の言葉。
新築を建てるお客様から、何が違うのか質問をいただくことも多いです。
どちらも新築に対する補助金がありますが、その違いは何なのでしょうか。
今回は、長期優良住宅とZEH住宅の違いについてご紹介します。
ZEH住宅・長期優良住宅の用語解説
ZEH住宅とは?
省エネ性能が高い家のこと。
断熱・省エネ・創エネでエネルギーの収支ゼロ以下を目指します。
高い断熱性能と太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入が必要です。
長期優良住宅とは?
長く良好な状態で住み続けられる家のこと。
建物の耐震性、劣化対策、省エネ性能が高く、メンテナンスもしやすい住宅です。
ZEH住宅のメリット
・生活に使うエネルギーを自分で作りだせるため、電気代などの光熱費を削減できる
・省エネ性能の基準をクリアするため、断熱性能(部屋の熱を外に逃がさない性能)が高くなる
=冷暖房の効きがよく、1年中快適に過ごせる!
長期優良住宅のメリット
・劣化対策や耐震など、多岐に渡る厳しい条件をクリアした住宅のため更に安心感がある
・劣化対策が施されており資産価値が維持しやすい
後悔しないためのポイント
税制優遇の多さは「長期優良住宅」が◎
長期優良住宅は厳しい基準をいくつもクリアしているからこそ、受けられる優遇の数も多いです。
・住宅ローン減税、登録免許税の軽減措置、固定資産税の減額 等
国の補助金である『子育てエコホーム支援事業2024』では、長期優良住宅が100万円、ZEH水準住宅が80万円と、長期優良住宅の方が補助額が高く設定されています。
申請費用は「ZEH住宅」が◎
上記で述べたように、長期優良住宅の場合、高い基準を満たす必要があります。
そのため建築費用が高くなる傾向があります。
複雑な計算も必要なため、申請費用も長期優良住宅の方が高くなってしまいます。
(アサヒホームでは長期優良住宅の場合申請費用20万円をいただいています 2024年現在)
ZEH住宅の場合も、太陽光発電等の設置費用がかかってしまいます。
しかし、設置してからが本番。
毎日の電気使用に利用できる事はもちろん、
補助金を使用し設置費用に充てたり、売電をしたりすることで、十分に設置費用の元を取ることが可能です。
お得な買い物であると考えます。
まとめ
以上のように、長期優良住宅とZEH住宅は目指す目的が異なります。
取り壊しや建て替えをせず長く住み続けたい場合は長期優良住宅を、光熱費実質ゼロを希望する場合はZEH住宅をオススメします。
アサヒホームでは、どちらの場合もお客様のご予算に合わせたご提案が可能です。
お気軽にお問い合わせください。