4/29 『断熱』についてのあれこれ!
2023.04.29
『断熱』についてのあれこれ!
断熱用語や断熱の基礎知識、断熱は本当に必要なの?
断熱のメリットなどわかりやすくお届けしていきます!
目次
断熱って本当に必要?
2022年4月に断熱等級5が認定され、
10月からは断熱等級6と7が認定されます。
更に、2025年から断熱等級4が義務化される予定になっています。
断熱の考え方、快適な住まいを作るための知識を
わかりやすくお伝えしていきたいと思います!
『断熱用語』をご紹介! 断熱等級 / UA値
●断熱等級
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に
規定された省エネに関する国が定める基準。
2022年に等級5~7が新設されました。
●UA値
外皮平均熱貫流率の略称。外壁や窓、屋根など面を貫通して、
どのくらいの熱が逃げるかを示します。
数値が小さい方が高断熱。
『断熱用語』 C値 / Q値
●C値
相当隙間面積。家にどのくらい隙間があるかを示します。
数値が小さい方が高気密!
●Q値
熱損失係数の略称。断熱性能の基準。
家の熱の逃げにくさを示します。数値が小さい方が高断熱!
『断熱用語』年間暖冷房負担 / 樹脂窓
●年間暖冷房負担
暖房負荷の年間積算値と冷房負担の年間積算値を合計したもの。
数値が小さければ、それだけ省エネルギー性能が優れているものと評価されます。
●樹脂窓
フレームが樹脂でできている窓のこと。
耐久性があり、断熱・遮熱・気密性に非常に優れています。
『断熱用語』日射取得・日射遮蔽
●日射取得・日射遮蔽
日差しを室内に取り込んだり、カットすること。
夏は太陽の熱を取り込まず、冬は太陽の熱を最大限取り込むような工夫をすることで
住宅の断熱性能の効果をより活かすことができます。
『断熱用語』ZEH
●ZEH ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス。
高断熱の仕様、HEMSなどの機器による省エネ、
さらに太陽光発電などによる創エネを組み合わせ、
住宅の一次エネルギーの年間消費量がおおむねゼロになる住まい!
※一次エネルギーとは … 石油、原子力、天然ガス、水力、太陽熱など
加工されない状態で供給されるエネルギー
『断熱用語』HEAT20 G1~G3
●HEAT20 G1~G3
これまでの国の基準では低すぎるとして、建築関係の組織や企業、
エコや断熱にとても詳しい大学教授や専門家の人たちで構成された団体が
提唱している断熱性能の基準。
冬の室温について、G2で13℃、G3で15℃を下回らないというのが目標。